”病院の壁になぜしっくいがよくないか
[しっくいには]気孔が多数あり、病人の発散物をそこから吸い込んでしまうのである。しっくい壁が出来上がったばかりだとすると、病室中の空気をしっくいが掃除してしまうようなかたちになる。が、やがてその壁は不潔物の飽和状態に達する。時には細かい植物がその上に現れるが、かき落として顕微鏡でそれと認めうるし、化学的にも検出できる植物である。病室の壁と天井がここまで汚染されると、そこにはいわゆる病院病が非常に発生しやすい。
ナイチンゲール『病院覚書き』 - 身体・病気・医療の社会史の研究者による研究日誌 - Yahoo!ブログ
『病院覚書き』
ナイチンゲールの主要な著作の一つ『病院覚書き』を読む。日本語の三巻本の著作集には翻訳されているのだけれども、これは抄訳であることに加えて、翻訳されている部分の重要な図版も省略されているので、あまり使えない。オリジナルは、Googlebooks で問題なく手に入る。
(via
ginzuna)